最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

「だけどお知らせって何だろうね?」

 女の子たちがこそこそと話しているのが聞こえて、なんだかいたたまれなくなる。

 どうか予想、外れてっ……!

 その瞬間、私の耳に予想通りの言葉が届いた。

《今日から2ーS、柊木栞は生徒会役員に就任したよ。だけど、彼女に危害は加えないこと。これは生徒会長のお願いだから、みんな守ってね~。》

 ……嫌な予感が、当たってしまった。

 放送が終わった後、当たり前のように私に視線が一気に集中する。

 よ、余計にいたたまれなくなった……。

 ピーンポーンパーンポーンという音と共に消えてしまった会長さんの声が少しだけ、ほんの少しだけ恨めしく思ってしまう。

 か、会長さん、放送するなんて聞いてないですっ……!

 そう言いたい衝動を必死に抑え、私は三人の元へと向かった。

「栞、まさかさっきのって……。」

「うん、疾風君の思ってる通りだと思う……。」

 疾風君は何かを言いたげに私を見ているけど、それを察してしまった私はそう言った。

 きっと生徒会のことについてだよね……。