にこっと満面の笑みで言い放たれた言葉に、一瞬だけ動揺してしまう。

 実はまだ、こんな私が入っていいのかなんて不安がある。

 だけどこう言われているってことは……入っても良いってこと、だよね?

 私も、頼られているってことだよね……?

 そうなら、凄く嬉しい。

 私はそう考えることにして、笑顔を浮かべその手を握った。

「はいっ、これからよろしくお願いしますっ!」

 こうして、私は晴れて生徒会の一員に任命された。