最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 そ、そうなの……かな?こ、これは慣れても良いものなのか……。

「まぁいいや。とりあえず僕たちだけでも挨拶しちゃおうか。」

 ぼんやりとそう思っていると、さっき創さんに会長と呼ばれていた人がそう言った。

 私の目の前に来て、その人は私の目の前でお辞儀をする。

 それが、王子様……いや、執事さんみたいな感じの綺麗な礼だった。

 左手を自分の胸のあたりにあてて、頭を軽く下げている。

「初めまして、柊木栞さん。僕は高等部生徒会長、そして天界・天使族の空衣天だよ。」

「あっ、は、初めましてっ……!」

 会長さんは綺麗な動作の立ち振る舞いで、王子様みたいな人。

 全体的に色素が薄く、天使族と言われても納得だと思う。

 天界ってことは、空の上なのかな……と、ついそんなことを考えてしまう。

 でも最近、天界のバランスが崩れてきてるって聞いたことが……。

 一瞬そう思ってしまったけど、ここで言うのもおかしいし、私が言ったら絶対に怪しまれるだろう。

 私も慌てて会長さんにお辞儀をして、挨拶をする。