最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 その理由は、分からないけど……。

 そんなことを考えて、一人しゅんと肩を落とす。

 新さんは、そんな私を見て頭をいつものように優しく撫でてくれた。

「そんな悲しそうな顔するな。話ができなくなっても、一緒に帰るんだから心配するな。」

「そ、そうですよね……。」

 新さんの言っていることはごもっとも。お話する時間がただ少し減ったと思えばいいだけ。

 なのに、どうしてこんなに寂しく感じてしまうのかは謎だった。



 翌日になり、生徒会室の前に立つ。

 ううっ、緊張するっ……。

 創さんにはこの時間に来てと言われていたから、心配することは何もない……はずっ!

「頑張れ、私っ!」

 小さな声で自分の激励して、意を決して扉をノックして開けた。

 昨日と同じ動作をすればいいだけ……。そう、思っていたのに。

 ……っ、えっ?

 私の目の前には、驚くべき……いや、驚かなくても良いかもしれないけど……私はつい、固まってしまった。

 だって……生徒会役員さんと思われる方々が目の前にいるから。