「さぁっ!遂に始まりましたっ!第八十回月魔城学園球技大会!」
「「「おぉぉぉ!!!」」」
そんな声高らかな声が体育館中に響き渡り、思わず苦笑いを零す。
つ、遂に始まってしまった……あはは。
実はさっきまで、セッティングや機材の確認、設置などをしていたから若干疲れている。
だけど最終確認の間に、機材にも守護魔術をかけておいたから機材が傷つく心配はない。
でもこの盛り上がりを見ると……うん、やっぱり少し心配かな……。
守護魔術の強化もしてあるし、やれることは一通りやったから大丈夫だと思うけど……。
「栞、なんだかお疲れだけど大丈夫なの?」
「っ!?は、はい……。なんとか……。」
生徒会専用の本部に座って少し休息をとっていると、天さんが不意に現れそんな声を掛けてくれた。
きゅ、急に声かけられたからび、びっくりしちゃった……。
あからさまに肩を震わせてしまい、そんな自分を反省する。
そんな中でも天さんは笑顔を崩さず、私の隣の椅子に腰かけた。
「今年も大盛り上がりだね~。だけど例年の比じゃないね、これは。」
「「「おぉぉぉ!!!」」」
そんな声高らかな声が体育館中に響き渡り、思わず苦笑いを零す。
つ、遂に始まってしまった……あはは。
実はさっきまで、セッティングや機材の確認、設置などをしていたから若干疲れている。
だけど最終確認の間に、機材にも守護魔術をかけておいたから機材が傷つく心配はない。
でもこの盛り上がりを見ると……うん、やっぱり少し心配かな……。
守護魔術の強化もしてあるし、やれることは一通りやったから大丈夫だと思うけど……。
「栞、なんだかお疲れだけど大丈夫なの?」
「っ!?は、はい……。なんとか……。」
生徒会専用の本部に座って少し休息をとっていると、天さんが不意に現れそんな声を掛けてくれた。
きゅ、急に声かけられたからび、びっくりしちゃった……。
あからさまに肩を震わせてしまい、そんな自分を反省する。
そんな中でも天さんは笑顔を崩さず、私の隣の椅子に腰かけた。
「今年も大盛り上がりだね~。だけど例年の比じゃないね、これは。」