「ええっ……。」
ど、どうして私を……なの?
抱きしめられるのなら都真君でもいいんじゃ……。
そんなことをぼんやりと思い浮かべ、夕弥さんの腕から逃れられるように試行錯誤する。
だけど男の人の力に勝てるわけなく、その抵抗さえも丸め込まれてしまった。
「ゆ、夕弥さんっ……!そ、そろそろ離してくださいっ……!」
「どうして?別に誰かに見られても困ることなんてないでしょ?それに、栞を抱きしめてると癒されるんだ。」
い、癒し効果なんて私にはありませんっ……!
心の中でそう訴え、その後すぐにはっと我に返る。
確かに、夕弥さんの言う通り。誰かに見られたとしても困ることじゃない。
……なのに、どうしてだろう。
――新さんだけには、こんなところを見られたくないって思うのは。
もちろんここは生徒会室だから、新さんが来ることはない。
それでも、頭の中に浮かんできたのは新さんだった。
前は全然そんなこと思わなかったのに、最近は小さくてもそう思うようになってしまった。
ど、どうして私を……なの?
抱きしめられるのなら都真君でもいいんじゃ……。
そんなことをぼんやりと思い浮かべ、夕弥さんの腕から逃れられるように試行錯誤する。
だけど男の人の力に勝てるわけなく、その抵抗さえも丸め込まれてしまった。
「ゆ、夕弥さんっ……!そ、そろそろ離してくださいっ……!」
「どうして?別に誰かに見られても困ることなんてないでしょ?それに、栞を抱きしめてると癒されるんだ。」
い、癒し効果なんて私にはありませんっ……!
心の中でそう訴え、その後すぐにはっと我に返る。
確かに、夕弥さんの言う通り。誰かに見られたとしても困ることじゃない。
……なのに、どうしてだろう。
――新さんだけには、こんなところを見られたくないって思うのは。
もちろんここは生徒会室だから、新さんが来ることはない。
それでも、頭の中に浮かんできたのは新さんだった。
前は全然そんなこと思わなかったのに、最近は小さくてもそう思うようになってしまった。

