最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 都真君は心配しながらも私の足元を見ながら、治癒魔法をかけてくれた。

 あ、どうして都真君が怪我のことに気付いたのか、分かったかもしれない。

 都真君は確か妖精族。だから怪我とかにも敏感だし、治癒魔法にも長けている。

 私もそこまで治癒魔法が得意わけじゃないから、かけてもらえるのは凄くありがたかった。

「はい、先輩。僕の力ってあんまり強いわけじゃないから効かないかもしれませんが、少しでも早く良くなるように治癒魔法をかけさせてもらいました。大丈夫そうですか?」

 都真君は心配そうに私の顔を上目遣いで覗き込んできて、思わずキュンっとしてしまう。

 なんだか都真君、可愛い……。

 心配してくれてるのにその感想はどうかと思っているけど、都真君が可愛く見えて仕方なかった。

 だけど都真君のおかげで、さっきより大分足が楽になってきた気がする。

 軽く足を動かしてみても、さっきみたいに痛まない。

「ありがとう、都真君っ!さっきより全然痛くないよっ!」

「それは良かったです。……けど、怪我したなら早めに治さなきゃダメですよ。それか僕に言ってください。先輩なら喜んで治しますので。」