最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 とりあえずは、これで良くなるはず……。

 治癒魔法もかけ、さっきよりましになった足を奮い立たせて生徒会室へと向かった。



「先輩、顔色悪くないですか?」

「え……そ、そんなことないよ……?」

 作業中、都真君からそう尋ねられあははと乾いた笑みを浮かべてしまう。

 ま、まさかバレた……?

 ヒヤヒヤしながら、都真君に心配させないようにその場を過ごす。

 だけどその前に、ある事を都真君に指摘されてしまった。

「あ!先輩足怪我してるじゃないですか……!?ちょっと見せてくださいっ!」

「っ!?……ど、どうして分かったの……?」

 都真君の的確な言葉に、思わず驚いて過剰に反応してしまう。

 な、何でバレて……!?

 都真君たちに心配をかけないように黙っていたはずなのに、どうしてバレちゃったの……?

 不思議に思いながらも、言われた通りに怪我したところを見せる。

「せ、先輩っ!?これもう少しでもっと酷くなっちゃいますよっ!?」

「そ、そうなの……?」

 怪我の具合なんて私には分からないから、きょとんとした顔で都真君を見つめる。