――そんな声に、気付かないまま。
これ、理事長に伝えておいたほうが良いよね……。
私はいつもの魔術師のお仕事をしながらそう思い、手を顎へと持っていった。
邪気はやっぱり移動しているように、今東棟に集中している。
どうして、こんなことが起こっているんだろう……?
移動する邪気について私も色々調べてみたけど、参考になりそうなものは見つからなかった。
浄化をするだけだから大して疲れてはいないけど、こんなことが起こっているのは予想外。
私はその場に立ち止まって考え、生徒手帳から理事長に電話をかけた。
プルルルと何コールか鳴り、その後で理事長の声が電話越しに聞こえてくる。
《どうしたんだね、神菜さん。》
「理事長、少しだけお話よろしいですか?」
先にそう断っておいてから、私は事を理事長にざっと伝える。
「邪気が移動しているように発現しているんです。これって何かと関係がありますか?」
《……移動、しているのかい?》
「もしかして理事長、何か知っているんですか?」
これ、理事長に伝えておいたほうが良いよね……。
私はいつもの魔術師のお仕事をしながらそう思い、手を顎へと持っていった。
邪気はやっぱり移動しているように、今東棟に集中している。
どうして、こんなことが起こっているんだろう……?
移動する邪気について私も色々調べてみたけど、参考になりそうなものは見つからなかった。
浄化をするだけだから大して疲れてはいないけど、こんなことが起こっているのは予想外。
私はその場に立ち止まって考え、生徒手帳から理事長に電話をかけた。
プルルルと何コールか鳴り、その後で理事長の声が電話越しに聞こえてくる。
《どうしたんだね、神菜さん。》
「理事長、少しだけお話よろしいですか?」
先にそう断っておいてから、私は事を理事長にざっと伝える。
「邪気が移動しているように発現しているんです。これって何かと関係がありますか?」
《……移動、しているのかい?》
「もしかして理事長、何か知っているんですか?」

