最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 そんなことを思って神菜を見つめていると、神菜はにこっと微笑みを見せてくれた。

「本当に大丈夫ですからねっ!もう謝らないでくださいっ!」

 念を押して言われたような言葉が、僕の耳に届く。

 ……うん、僕やっぱり神菜が大好きだ。

 この世の何よりも大好きで、神菜より大事な人や物なんて存在しない。

 その瞬間、はっとあることに気付いた。

「ねぇ、神菜。もしかしてなんだけどね……神々って、神菜の正体とか知ってるの……?」

 あれだけ溺愛しているんだ。神々が正体を知っていてもおかしくない。

 本当は怖くて聞きたくなかった。恐れていることを言われそうだったから。

 でも……それよりも気になってしまって、仕方がなかった。

 神菜は僕の言葉に一瞬だけきょとんとした顔を浮かべたけど、すぐにこう答えてくれた。

「はいっ!って言っても、新さんにもつい最近バレたんですけどね……あはは。」

 困ったように眉の端を下げて笑う神菜。

 最近ってことは……きっと神々は神菜の本質を見抜いていたんだろうな。