最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 ここには初めて来たけど、お花が生き生きとしている。

 日当たりもあまり良くないから、どうしてこんなに綺麗に咲いているのかが気になってしまった。

 その場にしゃがみ、まじまじとお花たちを見る。

 アジサイやラベンダー、パンジーなど……その他にもいろんなお花が咲いている。

 その一つ一つが頑張って生きようとしているように見えて、なんだか微笑ましくなった。

 私も、これくらい強く生きられたらなぁ……。

 ふとそんな事を思ってしまい、無意識に頭を押さえる。

『なんであの子はこんな忌み子を守るのかしら。意味が分からないわ。』

『あんたはもう、誰からも愛されないの。愛される資格なんてないの。』

 昔、投げられた言葉が脳裏をかすめて、分かりやすく顔を歪めてしまう。

 それと同時に、ズキッという鈍い痛みが胸に届いた。

 うーん……やっぱり私は、強く生きれないかもなぁ……。

 自嘲気味にそう笑い、私はその場から立ち去ろうと急いで立ち上がる。

 これ以上ここにいたら、また嫌な事を思いだしちゃいそうだし、そろそろ教室に戻ったほうが良いよね。