やってしまったな……と思いつつ、乱暴に吐き捨てる。
「男がこんなん好きって、変だろ。だからもっと引いてくれていい。」
こんなゆるふわ系のが好きだって聞いたら、普通は引く。
まぁ……そういうのは慣れてるから、引かれるのは別にいい。
「いえっ!そんな事思いませんっ!私、今すっごく嬉しいんですっ!」
だが栞は……そうやって俺の先入観をいともたやすく壊してしまった。
「は……?嬉しい……?」
「はいっ!……咲空さんはやっぱり優しい人ですねっ!」
……意味が分からない。
俺のこの趣味を引かなかったのも、また優しいなんて言ったのも。
「……っ。こいつ、何だよ……っ。」
やっぱり馬鹿で合ってるだろ。馬鹿通り越してるだろ。
だが俺はその時同時に、ある決心もした。
「咲空さん、さっき何か言いましたか?」
「いや、何でもない……が。」
俺は呑気にメアドを交換しようとスマホを開いた栞の顎を掴んだ。
自分のほうに視線を向けさせるように、少し上げる。
「さ、咲空さん……?」
「男がこんなん好きって、変だろ。だからもっと引いてくれていい。」
こんなゆるふわ系のが好きだって聞いたら、普通は引く。
まぁ……そういうのは慣れてるから、引かれるのは別にいい。
「いえっ!そんな事思いませんっ!私、今すっごく嬉しいんですっ!」
だが栞は……そうやって俺の先入観をいともたやすく壊してしまった。
「は……?嬉しい……?」
「はいっ!……咲空さんはやっぱり優しい人ですねっ!」
……意味が分からない。
俺のこの趣味を引かなかったのも、また優しいなんて言ったのも。
「……っ。こいつ、何だよ……っ。」
やっぱり馬鹿で合ってるだろ。馬鹿通り越してるだろ。
だが俺はその時同時に、ある決心もした。
「咲空さん、さっき何か言いましたか?」
「いや、何でもない……が。」
俺は呑気にメアドを交換しようとスマホを開いた栞の顎を掴んだ。
自分のほうに視線を向けさせるように、少し上げる。
「さ、咲空さん……?」

