最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 微妙に話が噛み合っていなかったから、ずっと疑問だった。

 だけど今、理事長は意味深なことを言って私を見据えている。

 やっぱり、何かあったんだ……!

「理事長、教えてくださいっ……!私はどうして、この学園に来たんですかっ……!」

 私は何の為に、この学園に来たのっ……?

 半ば懸命になりながら、理事長に大きく尋ねる。

 何でこの学園に来たのか、本当の理由はあるのか……私はどちらとも知らない。

 今この機会を逃すわけにはいかないと考え、拳に力を入れる。

 魔力も高ぶってきてしまったから息を吐いて、自分自身を落ち着かせた。

 それでも、やっぱり気になってしまい理事長に再び視線を向ける。

「どうして、教えてくれないんですか。」

 恐る恐る、私は観念したようにそう吐き出した。

 理事長はさっきから、私のことを眺めていて肝心なことを教えてくれない。

 意味深なところまで言ったのに、何で気になるところで切るのか。

 真実を知りたくて、どうしようもないのに……どうして、理事長は……。