最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 最近は来てなかったけど、仕事だと思ったら躊躇う必要もない気がしてきた。

 それに理事長からお願いされてるから、別に大丈夫だよね。

 目の前では理事長が優雅に資料を読み込んでいる。

 日に日に考えが雑になってきているな……なんて考えながらも、私は理事長に尋ねかけた。

「理事長、私を呼んで何かあったんですか?」

 なんとなく検討はついているけど、確信に変えるために聞く。

 多分、あの事だろうけど……。

 理事長は私がもう察している事を感じたのか、ふっと笑みを浮かべた。

「勘の鋭い神菜さんならきっと気付いてるだろうけど、ちゃんと言おうか。」

「はい、お願いします。」

 私は理事長の言葉に容赦なく食いつく。

 仕事関係なのは明白だし、早いところ用件を言ってもらいたい。

 あはは……そう考えると私って、魔術関係になると結構サバサバするんだなぁ……。

 ぼんやりとそんなどうでもいいことを考えながら、理事長の話をしっかり聞く。

 理事長は一呼吸だけ置いて、すぐに内容を話し始めてくれた。