新さん、私の意見を優先してくれるなんて……優しすぎる。
そう思ったけど、新さんの気持ちを無下にしたくないと考え、ぽつりとこう零した。
「生徒会に、入りたいです……!」
こんな私で良いのか、私じゃ役不足なんじゃ……。そんな考えが脳裏をよぎるけど、やってみたい。
生徒会の皆さんの役に立てるなら本望だし、創さんの役にも立てるんじゃないか。
小さな声でそう呟くと、新さんはふっと微笑みかけてくれた。
「栞がそうしたいなら、俺は全力で応援する。だが……無理だけはするな。生徒会には魔族の奴らもいるんだ。」
魔族。その単語に思わず肩を震わせる。
まだ魔族に対して恐怖心があるのか、少しだけ怖くなってきた。
だ、だけど、ここで入らないって言ったら意思が弱すぎる……!
魔族ってだけで怖くなったら、仕事にも影響が出るから治しておかないと……。
「だ、大丈夫ですっ!私、精一杯頑張り……」
そこまで言って、私はある事に気付いてしまった。
もしかして……生徒会に入れば、こうやって新さんとお話ができなくなる……?
そう思ったけど、新さんの気持ちを無下にしたくないと考え、ぽつりとこう零した。
「生徒会に、入りたいです……!」
こんな私で良いのか、私じゃ役不足なんじゃ……。そんな考えが脳裏をよぎるけど、やってみたい。
生徒会の皆さんの役に立てるなら本望だし、創さんの役にも立てるんじゃないか。
小さな声でそう呟くと、新さんはふっと微笑みかけてくれた。
「栞がそうしたいなら、俺は全力で応援する。だが……無理だけはするな。生徒会には魔族の奴らもいるんだ。」
魔族。その単語に思わず肩を震わせる。
まだ魔族に対して恐怖心があるのか、少しだけ怖くなってきた。
だ、だけど、ここで入らないって言ったら意思が弱すぎる……!
魔族ってだけで怖くなったら、仕事にも影響が出るから治しておかないと……。
「だ、大丈夫ですっ!私、精一杯頑張り……」
そこまで言って、私はある事に気付いてしまった。
もしかして……生徒会に入れば、こうやって新さんとお話ができなくなる……?

