心の中で和向君にお礼を言って、新さんに再度聞いてみた。
「創さんに生徒会に勧誘されて、自分ではどうしたらいいのかなって思ってて……。」
本当に不甲斐ないことに、自分では決断することはできない。
入りたいなって思ってはいるけど、新さんに何も言わないのはきっと良くない。
もしダメだって言われたら、その時は申し訳ないけど、断ろうっ……。
「栞はどうしたいんだ?」
「え?私、ですか……?」
うーんと考え込んでいる私に、新さんは優しい声色でそう聞いてくる。
私が、どうしたいか……?
言葉の意味がよく分からずに首を傾げていると、新さんは補足のようにこう言ってくれた。
「栞が生徒会に入りたいのなら、俺はそれでいいと思っている。栞が決めたことなら俺は何も言わないし、何かを言うつもりもない。だから……栞の意思で決めてくれ。」
……新さん、そんなこと考えてくれていたなんて……。
新さんにはダメだって言われそうだって勝手に思っちゃってたけど……私の、意思で決める……か。
ちらっと新さんのほうを見ると、いつもの優しい顔で微笑んでくれているのが見えた。
「創さんに生徒会に勧誘されて、自分ではどうしたらいいのかなって思ってて……。」
本当に不甲斐ないことに、自分では決断することはできない。
入りたいなって思ってはいるけど、新さんに何も言わないのはきっと良くない。
もしダメだって言われたら、その時は申し訳ないけど、断ろうっ……。
「栞はどうしたいんだ?」
「え?私、ですか……?」
うーんと考え込んでいる私に、新さんは優しい声色でそう聞いてくる。
私が、どうしたいか……?
言葉の意味がよく分からずに首を傾げていると、新さんは補足のようにこう言ってくれた。
「栞が生徒会に入りたいのなら、俺はそれでいいと思っている。栞が決めたことなら俺は何も言わないし、何かを言うつもりもない。だから……栞の意思で決めてくれ。」
……新さん、そんなこと考えてくれていたなんて……。
新さんにはダメだって言われそうだって勝手に思っちゃってたけど……私の、意思で決める……か。
ちらっと新さんのほうを見ると、いつもの優しい顔で微笑んでくれているのが見えた。

