最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

 そ、そんなに危険なの……?

 驚いて瞬きを繰り返していると、いつものごとく私にくっついている明李君も首を縦に振っていた。

「僕も聞いたことあるよ!去年白熱しすぎて、機材が壊れたり生徒同士の争いや怪我も多かったって!」

「だから本当は、去年の生徒会長がもうやらないって決めたはずなんだけど~……。」

 和向君も困ったようにそんな事を言っていて、余計に不安が募ってしまった。

 そんな怪我人がたくさん出るようなイベント……本当にやっていいのかな……。

 天さんや宵闇さんは天界の人だから、対処法はきっとたくさんあるんだろうけど……もし万が一のことがあったら……。

 そう考えると嫌な気配だけが増えてきて、そんな考えを払拭するように首を左右に振る。

 ううん、今考えても仕方ないことだよね……!

 私が考えて天さんに言ったってきっと現状が変わるわけじゃない。

 というか天さんなら、相当したいらしいから何が何でも強行するだろう。

 そうすると、人間の私じゃ敵うはずがない。

 ……だけど世妖さんも創さんもいるから、心配することはないのかも……しれない。