最強さんは魔術少女を溺愛したい。③ ~恋バトル本格開始の合図は生徒会加入~

「別に危なくなったら僕たちが出ればいいだけなんだから、今年もやろうよ!絶対楽しいって!」

「はぁ……まぁ俺はいいと思うけどさ、柊木さんと都真もいるのに……どうすんの?」

 宵闇さんは頭を抱えて、私たちに視線を向けている。

 た、確かにそうだ……。私はただの人間だってことにしてあるし、都真君も一年生だから初参加。

 ど、どうするんだろう……?

 そんな不安を抱えて天さんの言葉を待つ。

 さっきちらっとみた天さんの顔は……何が何でもやるっていう顔をしていた。

 だから、やらないとは言わないと思うけど……。

「そこのところは大丈夫だよ。栞と都真には生徒会としての仕事をしてもらうから。何かあったら僕たちが魔術を使えばいい話だよ。」

「んな、適当な……。」

 うん、私も少しそう思います……。

 天さんはイベントごとが好きなのか、瞳をキラキラとさせていて楽しみにしている様子だ。

 私もAnarchyとZenith対決には興味があるけど……危険を冒してまですることでもないと思う……。

 宵闇さんも項垂れてしまっていて、大きなため息を吐いていた。