幼なじみの告白。



えっ、うそ。西山くんが、私のことを好き……?

思ってもみなかった西山くんの言葉に、私は目を見開く。


「へぇーっ。西山って、仲田さんのことが好きだったんだ。なぁ、いつから好きなんだ?」

「しかも安東の前で言うとは、やるなぁ。
なぁ、西山。その話、あとで詳しく聞かせろよ」


ニヤニヤ顔のクラスメイトふたりが、西山くんをからかう。


「お前らうるせぇ。なぁ、安東。俺は、マジで仲田のことが好きだから。安東が、仲田のことをどう思ってるのか気になるんだよ」


「……なるほど」


朔は、特に顔色を変えたりせず。

真っ直ぐ、西山くんのことを見ている。


「つーかさ。西山も千紗のことが好きなら、今日みたいにからかったりせず、もっと大事にしろよな。千紗を泣かせるんじゃなくて、笑顔にしてやれよ」


朔……。まさか私のことを、そんなふうに言ってくれるなんて。


「ああ。あれは、さすがにやり過ぎたなって反省してる。……で? 安東、俺の質問の答えは?」


「西山、まだそれ聞くのかよ。しつこい」

「安東が、答えねぇからだろ」


はぁ……と、朔はため息をつくと。


「しょうがねぇなぁ。そんなに知りたいのなら、教えてやるよ」