明李君からこれで離れられる……とほっとしていた時、左隣の椅子が引かれる音がした。
……ま、まさか、ね。
そう思いながら、左隣に恐る恐る視線を向ける。
「ふふっ、栞と隣の席なんて幸せだなぁ~。」
そこには、にこにこ笑顔で私のほうを見ている明李君がいた。
と、隣の席だとは、思ってなかった……。
でも明李君とももっと仲良くなりたいのは事実だし、慕ってくれているらしいから私も嬉しかった。
これから、更に楽しくなりそうっ……!
私は一人、頬を緩ませてこれからのことに胸を躍らせていた。
「か、歓迎会……ですか?」
その日の放課後、いつもの中庭に行って新さんとお話をする。
その時に歓迎会という単語が聞こえてきて、私は思わず首を傾げた。
歓迎会って、どういうものなんだろう?会ってついているから、何かのイベントなのかな?
無知すぎる私は歓迎会という単語もあまり聞きなれていないため、不思議に思って新さんに聞いてみることにした。
それにどうして、歓迎会を?
……ま、まさか、ね。
そう思いながら、左隣に恐る恐る視線を向ける。
「ふふっ、栞と隣の席なんて幸せだなぁ~。」
そこには、にこにこ笑顔で私のほうを見ている明李君がいた。
と、隣の席だとは、思ってなかった……。
でも明李君とももっと仲良くなりたいのは事実だし、慕ってくれているらしいから私も嬉しかった。
これから、更に楽しくなりそうっ……!
私は一人、頬を緩ませてこれからのことに胸を躍らせていた。
「か、歓迎会……ですか?」
その日の放課後、いつもの中庭に行って新さんとお話をする。
その時に歓迎会という単語が聞こえてきて、私は思わず首を傾げた。
歓迎会って、どういうものなんだろう?会ってついているから、何かのイベントなのかな?
無知すぎる私は歓迎会という単語もあまり聞きなれていないため、不思議に思って新さんに聞いてみることにした。
それにどうして、歓迎会を?

