最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「おい、用が済んだならお前はもう帰れ。」

「相変わらずだな、お前。……独占欲の塊じゃねえか。」

 新さんが辛辣な言葉を投げ、その言葉に翔葉さんが苦笑いを浮かべている。

 新さんって意外とサバサバしてるっていうか、何というか……。

 それに、独占欲の塊って何の事なんだろう?

 そう一人で考えて唸っていたら、翔葉さんがやがて諦めたように息を吐いた。

「はぁ……まぁいい。用も済んだし、俺は帰らせてもらう。」

 そう言ってすぐにテレポートを使って、その場から消えてしまった翔葉さん。

 あのまま帰らせても良かったんだろうか、とふっと思ったけど本人が帰るって言ってたから……良い、のかな?

 うーん、複雑だ……。

「悪いな栞。翔葉を連れてきてしまって。」

「へっ……だ、大丈夫ですよ! ……だけど、どうしてなんですか?」

 私は翔葉さんとは面識がないから、そう疑問に思ってしまう。

 私なんかに構ってても、良かったのかな……。

 再び考え込んでしまい、一人でまた考えだす。

 新さんはうーんと唸っている私を見て、小さく微笑みながらも教えてくれた。