最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 ど、鈍感……? 鈍感って鈍いってことだよね……?

「私……鈍感なの?」

 気になって聞いてみると、和向君からは元気の良い返事が返ってきた。

「そうだね~! でもそこがしーちゃんの良いところだから、全然気にしなくていいよ~。」

 そ、そうなの……かな……?

「まぁ鈍感であっても困ることはないだろうし、大丈夫だろ。」

 疾風君までそう言ってきてしまって、私はつい何となくで納得してしまった。

 ま、まぁ疾風君の言う通り……なの、かもしれない?

 よく呑み込めていないところもあるけど、私はそう思うようにしてまた二人と他愛ない話を始めた。



 ふぅ……今日の仕事は終わりかな。

 相変わらず西棟での邪気が強く、浄化するのに結構な時間がかかってしまった。

 あの出来事の後、概要を聞いた理事長からは無理に仕事をしなくてもいいと言われたけど、私が嫌だった。

 言われた事はしっかり全うしたい派だし、それだけでへこたれたくはない。

 あの出来事を思い出すと、今でも怖くなるけど……でも、気をしっかり持たなきゃ。

 魔術師として恥じない行いをしなくちゃ、ダメだよね。