「別に凄い事じゃないと思うぞ。俺らはこの学園でのただの対抗する為の道具に過ぎないんだ。」
「何かあった時の尻拭い要員でもあるし~。もちろん、幹部になれた事を後悔なんてしてないけどね~。」
……この二人は時折、寂しそうな悲しそうな顔をする。
まるで何かを抱えているような、気にしているような……。
二人は幹部が凄い事じゃないっていうけど……。
「私は二人のこと、凄いって思うよ。」
その言葉に目の前の二人は、驚いたような表情で私を見た。
だけど、私はそんな二人にお構いなしで言葉を続ける。
「幹部って事はよく分からないんだけど……それだけ二人が認められてるって事なんじゃないかな。」
大事な役割に就けるってことは、相当実力が高いってことだ。
だからそうやって卑下するような言い方は、してほしくない。
「だからもっと、自信を持っていいんだよ。」
諭すように、二人に向かってそう話す。
私は部外者だけど、この気持ちはきっと大事だ。
マイナスになるような事は、みんなには言ってほしくない。
「何かあった時の尻拭い要員でもあるし~。もちろん、幹部になれた事を後悔なんてしてないけどね~。」
……この二人は時折、寂しそうな悲しそうな顔をする。
まるで何かを抱えているような、気にしているような……。
二人は幹部が凄い事じゃないっていうけど……。
「私は二人のこと、凄いって思うよ。」
その言葉に目の前の二人は、驚いたような表情で私を見た。
だけど、私はそんな二人にお構いなしで言葉を続ける。
「幹部って事はよく分からないんだけど……それだけ二人が認められてるって事なんじゃないかな。」
大事な役割に就けるってことは、相当実力が高いってことだ。
だからそうやって卑下するような言い方は、してほしくない。
「だからもっと、自信を持っていいんだよ。」
諭すように、二人に向かってそう話す。
私は部外者だけど、この気持ちはきっと大事だ。
マイナスになるような事は、みんなには言ってほしくない。

