最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 そう思って動けずにいた私に気付いた創さんが、ふふっと上品な笑みを浮かべながらこう言ってくれた。

「神菜さん、入ってくれて大丈夫ですよ。それに今は誰もいないので。」

 そ、そうなの……?

 私は一瞬だけ疑ってしまったけど、許可ももらったし良いよね……と言い聞かせながら生徒会室へと足を踏み入れた。

 わっ……やっぱり中も豪華だ……。

 生徒会室は広くて全体的に落ち着いた色で統一されている。

 だけどいろんな賞状やトロフィーなんかが飾ってあって、高貴な雰囲気を醸し出している。

「ここに置いてください。」

 創さんに案内をされ、その机の場所に資料を置く。

 ふぅ……結構重たかった……。

 そんなことを心の隅で思って、大きく深い息を吐く。

 それと同時に、近くで椅子が引かれる音がした。

 え?と思って音のしたほうを見ると、創さんが椅子に座ってパソコンをいじり始めている。

「そ、創さん?一体何を……?」

「あぁ、仕事です。僕、生徒会に出てない日が多かったので、溜まってしまっているんですよね。」