最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 創さんの周りには書類だろうと思われる用紙が散らばっていて、それを創さんが一生懸命拾っていた。

「創さん……!大丈夫ですか……!?」

「あぁ、神菜さん。はい、大丈夫です。……多分。」

 た、多分……。そんな曖昧な……。

 もしかして創さんって、結構抜けてる人なのかもしれない。

 ふとそんな考えが脳裏をよぎって、私も書類拾いを手伝った。

「神菜さん、ごめんなさい……。こんなことに付き合わせてしまって……。」

「いえ、全然大丈夫です。……でもこの書類、全部持っていくんですか?」

 ようやく拾い終わった書類は予想よりもたくさんあって、思わず苦笑いが零れるほど。

 これをさっきまで一人で持っていたって考えると……す、凄い……。

「はい。少し仕事が溜まってまして……。」

 仕事?何の仕事だろう?

 ふと、その言葉に興味が湧き、私はこんな事を提案した。

「あの……私、持っていくの手伝いますっ!創さん一人だと、少し……心配なので。」

 さっきみたいなことにもなりかねないし、そうなれば創さんの負担が大きくなるばかりだ。