最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 その新さんの行動に何故だか不満を覚えてしまったけど、これだけは確信がつけた。

 ――私は今、幸せに囲まれているということに。

 これだけ嬉しい気持ちになったり、喜べる気持ちになったのは……初めてかもしれない。

 それはきっと、新さんが私にくれたものだと思う。

 だから私は、この幸せを壊さないように……めいいっぱい楽しんでいきたいと、改めて誓った。