最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 だけど新さんは、そんな私をぐいっと引き寄せた。

 ……え?

 驚いて思わず新さんを見上げると、私を見つめている新さんと視線がぶつかった。

 そしてそのまま、新さんはこう言葉を発した。

「俺は、お前のことを大事な奴だって思ってる。嫌とか面倒とか、そんなこと思うわけない。」

 はっきりと断言してくれた新さんに、驚きすぎて目を見開いたまま固まってしまう。

「ほ、本当ですかっ……?」

「あぁ、もちろんだ。お前のことをそんな風に思ったことはないし、これからそう思うこともないだろう。……だからそんな、不安そうな顔をするな。」

 新さんは優しいから、私に気を遣ってこう言ってくれてるのかもしれないと、失礼ながらに思ってしまった。

 だけど……新さんは嘘を言わない人だし、この瞳が何よりの証拠。

 真剣で、まっすぐで、嘘を映していない、いや、映さない瞳。

「は、い……。」

 だから私は、そうやって小さく頷くしかなかった。

「良い子だ。」

 そう言って新さんはまた、私の頭を撫でてくれる。