最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 私をソファに座らせ、新さんもその隣に座る。

 あ、あの……こ、これは、どういう状況で……?

 十分に今の状況を理解できていない私は、新さんに尋ねようと口を開いた。

 でもそれより先に、新さんが私の頭をゆっくりと撫でながらこう口にした。

「よく頑張ったな、さっき。」

 え……。

 あまりその言葉の意味は分からない。

 だけど新さんは気付いていてくれたのかもしれない。私が少し……恐怖心を抱いていたことに。

 来栖さんは謝ってくれたけど、それだけでやっぱり怖さは消えない。

 だから気まずくなったとき、助けてくれたのかな……。

 そう思うと、じわっと視界が滲みだした。

 あはは……新さんといると、たくさん泣いちゃうなぁ……。

「あ、ありがとうございます、新さん。さっき、助け船を出してくれて……。」

 どこまでこの人は見ているんだろう、とも思うけど、やっぱり新さんは凄い人だ。

 何でもできて優しくて、こんな風に配慮もしてくれて……凄すぎる。

 きっと……新さんみたいな人が彼氏さんだったら、毎日が輝くんだろう。