最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「本当に、ごめんなさい。この前の騒動も、その前の陰湿なイジメも……全て僕が仕組んだことで最低なことをしてしまった。人間だからってだけで、精神的に追い詰めてしまって……すみませんでした。」

 そう言って、頭を深々と下げた来栖さん。

 ……っ。

 驚いて、声が咄嗟には出てこなかった。

 来栖さんが謝りに来たこと自体が想定外だったし、まさかこんな真剣に謝られるとは思っていなかった。

 それと同時に、やっぱり変わってくれたんだなって改めて思う。

「来栖さん、顔を上げてください。」

 だけど、やっぱり私は謝られるのに慣れてないみたい。

 私はすぐに来栖さんにそう言い、来栖さんが顔を上げるまで待つ。

 ……でも、一向に来栖さんは頭を上げてくれない。

 な、何で、顔を……下げたままで……。

「く、来栖さん。お願いです、顔を上げてくださいっ!」

「いいや、僕は最低なことをしたんだ。許してくれとは言わないから、どうか下げたままでいさせて。」

 そ、そんなこと言われても……私、怒ってないのに……。