最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「任せたぞ。」



 翌日、朝早く起きて学校に行く準備をする。

 その時に鉢あった翔葉に、引き気味でこんな事を言われた。

「お前……どこまで柊木栞に固執してんだよ……。お前の生活習慣まで変えるとは……。」

 ……失礼すぎだろ、翔葉。

 確かにこんな朝早くから活動するだなんて今までした事はなかったが、栞の為なら何だってできる。……いや、何だってやってやる。

 だから……これくらいは普通だ。

 さっさと準備を済ませ、時間になって栞を迎えに行く。

 栞の家は完全に把握したからどこなのかはしっかりと分かっているはずだ。

 七時半か……。

 まだ登校するのには早いが、早く来るのに越したことはない。

 部屋までは流石に行かないが……どうも落ち着かないな。

 栞と登校できる嬉しさからそう思うのか、緊張からそう思うのかは分からないが、やけに落ち着かない。

 その時、後ろでドアが開く音が聞こえた。

「新さん、お待たせしました……っ。」

 その音と同時に可愛い声が俺の耳に入ってくる。

 振り返るとそこにはやはりというか、栞がはぁはぁと小さく息を切らしながら立っていた。