最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「本当、先輩の威力は凄いなぁ……。暴れん坊のめいを大人しくさせるなんて。」

「あはは……。そうかな……?」

 私は特に何もしてないから、なんて返せばいいか分からず曖昧な笑みを浮かべてしまった。

 めいちゃん、嫌がってるけどきっと、皐月君に抱っこしてもらうのが好きなんだと思う。

 だって今、すやすやと穏やかな表情で眠ってしまっているから。

 ふふっ、私もお人形ほしいなぁ……って、子供みたいだよね。

「そういえば先輩、来栖さんのこと聞きました?」

「う、うん。少しだけ、だけど……。」

 笑顔を浮かべながらめいちゃんを眺めていると、突然皐月君からそんなことを聞かれた。

 咄嗟に首を縦に振り、たどたどしい口調で皐月君に返す。

 さっき聞いたばかりだけど、大分変わったんだってことだよね……?

「来栖さん、この間から人が変わったように大人しくなったんです。僕たちにも気を遣ってくれるようになってくれたし、気性も穏やかになっていて……。一体何があったんでしょうね?」

 ギクッと、体から音が鳴りそうなほどびっくりしてしまう。