だから僕が、狂っていることも分かってたんだ。
そう思い、手の平の上にある緑色のお守りを握りしめる。
これまで僕がやってきたことって、本当に最低だったんだなって実感させられた気がする。
柊木栞に対しても、他の生徒に対しても……馬鹿なことをやってしまったんだなって。
こんなに最低だったら、神々にやられるのも当たり前か。
……だったらつまり、神々を越えられるようにするには、神菜のお願いを叶える必要があるってことだよね。
『来栖さんは、凄い力を持っています。それを私なんかに使わずに周りの人に使ってあげてください。それが……私のお願いです。』
そんなお願い、僕が叶えられるとは到底思えないけど……頑張るしかない。
ストレス発散なんて言って、他の生徒に暴力を振るのもやめにする。
神々に対しての嫌がらせも練っていたけど、それも全部なし。
神菜がいうような、周りの人に自分の力を使ってあげられるような人にならないと。
……あはは、やっぱり僕、神菜が好きだ。
大好きで大好きで仕方ない。愛しくて愛しくて……どうしようもない。
そう思い、手の平の上にある緑色のお守りを握りしめる。
これまで僕がやってきたことって、本当に最低だったんだなって実感させられた気がする。
柊木栞に対しても、他の生徒に対しても……馬鹿なことをやってしまったんだなって。
こんなに最低だったら、神々にやられるのも当たり前か。
……だったらつまり、神々を越えられるようにするには、神菜のお願いを叶える必要があるってことだよね。
『来栖さんは、凄い力を持っています。それを私なんかに使わずに周りの人に使ってあげてください。それが……私のお願いです。』
そんなお願い、僕が叶えられるとは到底思えないけど……頑張るしかない。
ストレス発散なんて言って、他の生徒に暴力を振るのもやめにする。
神々に対しての嫌がらせも練っていたけど、それも全部なし。
神菜がいうような、周りの人に自分の力を使ってあげられるような人にならないと。
……あはは、やっぱり僕、神菜が好きだ。
大好きで大好きで仕方ない。愛しくて愛しくて……どうしようもない。

