最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「私は……あなたのような、自分の為に平気で他人を傷つける人とは付き合えません。」

 ……っ。

 それは僕の心に、鋭い刃と姿を変えて突き刺さった。

 神菜のその言葉には……身に覚えがありすぎたから。

 自分の精神を保つ為に他人を玩具代わりにしたり、神菜を呼び出す為に罪のない魔獣を狂暴化させたりしてしまった。

 神菜は心優しく慈悲深いから、僕の行動が許せなかったんだろう。

 だけど神菜からは、怒っている様子は一切感じ取れず、申し訳なささえ感じることができてしまった。

 でもやっぱり、納得なんてできない……!

「どうして……!僕は君の為にこれまでずっと頑張って来たのに……!」

「ごめんなさい。」

 だけどそんな弁明もむなしく、神菜はきっぱりと僕の告白を断った。

 ……っ、神菜に拒否されたら、僕は生きていけないのにっ……。

 でもこれを神菜のせいにするのはお門違いだ。僕が招いた事態なんだから。

「……ですが、私のお願いを聞いてくれますか?」

「お、ねがい……?」

「そうです。お願いです。」