最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 やっぱり神菜は凄い、と思いながらも僕は行動に移す。

 この前は捕獲員に任せたからダメだったんだ。僕が直接行けばいい話だったんだ。

 僕はそんなことを思い立ち、すぐにテレポートで神菜の元へ向かった。

 一瞬にして僕は自分の部屋から神菜の目の前へと移動する。

 ……っ。やっぱり、可愛すぎる。

 セミロングより少し長めの白のグラデーションがかかっている薄桃色の綺麗な髪。

 身長はやや低めでフランス人形のような整いすぎた容姿。

 大きく見開かれた瞳は夜明けのような綺麗な薄紫色に染まっていた。

 こんな近くで見たのは、初めてだ……。

 可愛いのは前々から知っていたけど、直で見るのはまた違う。

 さっき僕特製の檻を避けたのも、流石としか言いようがない。

「やっと、やっと会えたね。……神菜。」

 僕はずっと、こうやって君と会えるのを心待ちにしていたんだよ。

 今僕は、舞い上がってしまいそうなほどの幸せに包まれている。

 その現実が嬉しくて、つい自然と口角が上がってしまっていた。