その言葉と一緒にふわっと微笑みを浮かべ、思わずこっちが固まってしまった。
「……っ、何で人間に、可愛いって……。」
相手は嫌いな人間。その上地味子だ。可愛いだなんて感情合うはずがない。
だけど……似合わない感情のはずなのに、無性にそう思ってしまった。
それにこの人間は、風羽さんが嫌っている人間。こんな感情は相応しくない。
「何で、めいを助けてくれたの?何の利益もないはずなのに。」
相応しくない感情を払拭するように、そんな全く脈絡のない疑問を投げる。
これは純粋に気になっていたことでもあるし、聞いておいたほうが良い気がした。
人間は一瞬きょとんとしたような顔になったけど、すぐに頬を緩ませ微笑んだ。
「困ってた人がいたから助けたんです。無視することなんて、できないので。」
……っ、まさかそんなボランティア精神でやったって言うの……?
思わず視線を下げて、ありえないと何度も頭の中で反芻させる。
人間は醜い生き物。私利私欲ばかりで他人を蹴落としたがるもの。
ずっとそう習ってきたのに、この人間は……。
「……っ、何で人間に、可愛いって……。」
相手は嫌いな人間。その上地味子だ。可愛いだなんて感情合うはずがない。
だけど……似合わない感情のはずなのに、無性にそう思ってしまった。
それにこの人間は、風羽さんが嫌っている人間。こんな感情は相応しくない。
「何で、めいを助けてくれたの?何の利益もないはずなのに。」
相応しくない感情を払拭するように、そんな全く脈絡のない疑問を投げる。
これは純粋に気になっていたことでもあるし、聞いておいたほうが良い気がした。
人間は一瞬きょとんとしたような顔になったけど、すぐに頬を緩ませ微笑んだ。
「困ってた人がいたから助けたんです。無視することなんて、できないので。」
……っ、まさかそんなボランティア精神でやったって言うの……?
思わず視線を下げて、ありえないと何度も頭の中で反芻させる。
人間は醜い生き物。私利私欲ばかりで他人を蹴落としたがるもの。
ずっとそう習ってきたのに、この人間は……。

