最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「落ち度……って、何?」

 形野さんが神妙な面持ちでそんなことを聞いてくる。

 あっ……失言しちゃった……。

「な、何でもないんです……!気にしないでください……!」

 こんなことを言っていたらもっとネガティブになりそうだし、変な迷惑をかけたくない。

 あははと笑って誤魔化し、一刻も早くこの場から去ろうとした……けれど。

「ふぇっ……?」

「もう少しだけ、ここにいて。」

 そんな言葉と共に、形野さんに服の袖を引っ張られた。

 へっ……?ここにいてって、形野さんは私が嫌いなはずなのに……。

「で、でも、形野さんは私のこと嫌いなんじゃ……。」

「形野さん、はやめてください。」

「け、敬語……?」

 形野さんから告げられた言葉に、つい目を見開いて驚いてしまった。

 さっきまで敬語じゃなかったのに、急に敬語って……。

「この前はごめんなさい。今考えたら僕、相当酷いことに加担してたんですね。先輩に、来栖さんたちと一緒に酷いことして……本当にごめんなさい。」

「せ、せん、ぱい……?」