最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 笑顔を浮かべ、本当です!と伝える。

 その途端、何故か形野さんが頬をほんのり赤く染めた。

「……っ、何で人間に、可愛いって……。」

 何かを噛み締めるように呟いている形野さん。

 ど、どうしたんだろう?調子があんまり良くないのかな?

 そう考えて、一人でうーんと唸ってしまう。

 あっ、もしかしたら風邪かもしれない……!と思いついた瞬間、形野さんが私にこう尋ねた。

「何で、めいを助けてくれたの?何の利益もないはずなのに。」

 な、何だかこの質問、明李君を助けた時にも聞かれた気が……。誰かを助けたらこうやって聞くのがこの学校では当たり前なのかな?

 初めての発見をしてから、私は形野さんの質問に答えた。

「困ってた人がいたから助けたんです。無視することなんて、できないので。」

 傷ついた人を助けたいし、こんな私でも力になれるなら何でもする。

 一方形野さんは何かを考えこむようにして、視線を下げている。

「あれ、皐月。もしかして照れてるの~?」

「そんなわけない。めい、嘘を言わないで。」