最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 めいちゃん、とっても優しいっ……。

「だけどそれにしても、栞ちゃんって魔力持ってるってことは魔術師なの?」

「あ、う、ううん。そういうわけじゃ、ないよ……。」

 さ、流石にここまではいくらめいちゃんでも言うことはできない。

 ごめんね、めいちゃん……!

 私の返答に、めいちゃんは不思議そうに首を傾げた。

「そうなんだ。だけど栞ちゃんはどうしてこの学園に来たの?ここは魔族と人外しか来れない場所でしょ?」

 その言葉にあからさまにうっと言葉に詰まる。

 確かにめいちゃんの言う通り、ここに人間がいるのはおかしい。きっとめいちゃんもそのことは分かっているはず。

 魔力を持ってることがバレたのは仕方のないことだと思うけど、魔術師のことは極秘だから、なぁ……。

「私も何も言われずに連れてこられたから、正直よく分かってなくて……。ごめんね、こんな曖昧なこと言って。」

 あははと乾いた笑みを浮かべ、なんとか怪しまれないように言葉を紡いでいく。

 だけどめいちゃんはそんな私を見て、不思議そうにしながらも「分かった。」と言ってくれた。