最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 疑問に思ってめいちゃんにそのことを聞こうと口を動かした。

 だけどそれよりも先にめいちゃんがこんなことを言った。

「栞ちゃん……もしかしてだけど、魔力、持ってる?」

「……っ、えっ?」

 う、嘘……。な、何でバレて……。

「ふふっ、何でバレたのって顔してる。そりゃあ分かるよ。だってさっき栞ちゃんが魔力を与えてくれたじゃん。」

「あっ……。そ、それで……?」

 気を失ってると思っていたからバレないだろうって思ってたけど、確かにあげた魔力量も多かったし、仕方ないのかな。

 私は観念して、芽衣ちゃんを手の平に乗せて自分のことを白状した。

「うん、めいちゃんの言う通り。ま、魔力があるってことは誰にも言わないでねっ!」

 魔術師だってことがバレたら、仕事ができなくなるっ……!

 慌ててそう言うと、めいちゃんはふふっと人差し指を自分の唇へと近づけた。

「当たり前でしょ。栞ちゃんとめいはもう友達……ううん、親友なんだから!絶対に言わないよ!約束するっ!」

「あ、ありがとうっ!めいちゃんっ……!」

 私はめいちゃんにお礼を言って満面の笑みを向けた。