最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「え、あなたがめいを直してくれたの?助けてくれたの?」

「は、はい……。そうなりますね。」

 人形さんは私の言葉に、まだ不思議そうにしながらもうんうんと頷いていた。

「あの……ありがとう。めいを直してくれて。変なとこもないし、全然大丈夫。」

「なら、良かったですっ……!」

 お裁縫、最近全くしなかったから少し心配だったけど……ないなら良かった。

 そのことについて安堵して、ふぅ……と息を吐いていると人形さんにこう聞かれた。

「あたしはめい。形野皐月の使い魔の人形なの。気軽にめいって呼んで。あなたは?」

 え……!?か、形野さんの使い魔だったのっ……!

 知らず知らずのうちにまたZenithに関わっていたなんて、す、少し怖いけど……きっと大丈夫。

「わ、私は柊木栞です。」

 めいちゃんの反応が怖くて少し声を小さくして言う。

 形野さんの使い魔だし、もしかしたら良い印象はないかもっ……。

 だけど、その時に今あることに気付いた。

 あれ?確かこの前形野さんに会った時、めいちゃんはいなかったような……?