最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「ふふっ、ありがとうございますっ。」

 まだ食べてないけど、そう言われるのは純粋に嬉しい。

 また今回も新さんに運んでもらって、二人でいただきますをする。

 ぱくっとハンバーグを口に入れると、いつもの食べ慣れた味が口の中に広がった。

 ……うん、美味しくできてる。

「やはり、栞の飯は美味いな。」

 新さんもそう言ってくれて、ほっと心の中で安堵した。

 まだ人に振る舞うのは慣れてないけど、美味しいって言葉は嬉しい。

「良かったです。」

 新さんの言葉に簡単に返し、またハンバーグを口へと運ぶ。

 だけど、そうしようとした時、新さんのこんな言葉が聞こえてきた。

「栞は、ここで一人暮らししているのか?」

「……そう、ですね。もう慣れちゃいましたけど。」

 新さんの言葉に、思わず食べる手が止まってしまう。

 私がここで一人暮らしを始めだしたのは、もうずいぶん前になると思う。

 ここは政府下の地域で、政府に管理されている。

 だから私の正体がバレることなんて滅多にないけど、それでも警戒は怠れない。