最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「こんな重たいもの、栞に持たせるわけにはいかない。」

 だけど、引く気はないのか強い声色で言った新さん。

 なんだか、こんなこと前にもあった気がする……。す、凄く申し訳ない、けど……。

「ありがとうございます、新さんっ!」

 確かにいつもこんなにたくさんお買い物しないから、持って帰られるか心配だった。

 だから凄く、ありがたかったんだ。

 笑顔でそうお礼を言うと、新さんも軽く微笑んでくれた。



 新さんをマンションに連れて行って、今は自分の部屋の前に立っている。

「新さん、狭いですけど……あがってくださいっ!」

 掃除はいつもしているから汚れてることはないだろうけど、少し心配。

 部屋も、多い人数が住む予定はないから少し狭いかもしれない。

「……はぁ。」

 だけど、新さんは部屋にあがってくれない。

 どうしたんですか?と聞こうと口を開こうとする。

 でもそれよりも、新さんの言葉が引っかかった。

「栞、男を簡単にこうやって自分の部屋に入れるな。」

「え?」