最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「か、彼氏じゃありません……!新さんはお友達で……!」

 彼氏だなんて、そんなこと絶対にありえないのに……!

 慌てて訂正すると、その店員さんは意味深に微笑みを浮かべた。

「へぇ……まぁ良いけどね。あたしは応援するから。」

「な、何の応援ですか……!」

 恥ずかしくなって私は慌てながら急いで新さんをスーパーを後にした。

「栞、さっき店員と話していたが何の話をしていたんだ?」

「た、大した話じゃないんです……!分からないことを聞いただけで……!」

 新さんにこの話がバレるわけにはいかない……と考え、乾いた笑みを浮かべた。

「そう、か。」

 新さんは少しだけ悲しそうにしたけど、すぐにいつもの表情に戻った。

 ううっ、ごめんなさい、新さん……。この話は流石にできないんです……。

 心の中で新さんに謝り、しゅんと肩を落とした。

 その時、不意に自分の手元が軽くなった気がした。

 新さんのほうをばっと勢いよく見ると、新さんの手にはもう一つレジ袋が持たれていた。

「あ、新さん……!?に、荷物自分で持ちますよ……!」

 新さんにも荷物を片方持ってもらっているのに、二つ共は流石に……。