最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 だから……。

「あの……もし、新さんが良かったらなんですけど……今日私のお家で一緒にご飯食べませんか?」

 前にも新さんのリクエストでご飯を作ったことがあるけど、今回は疲れている新さんに元気を届ける為に作りたい。

 断られるのは目に見えている。だけど新さんにできるのは今の私ではこれくらいしかない。

 新さんは一瞬驚いたように目を見開いたけど、すぐに心配そうな表情へと変わった。

「……良いのか、俺が行っても?」

「はいっ、もちろんですっ!新さんお疲れのようですし、一緒にご飯食べたいなーって思っていたので……。」

 私も新さんとまたご飯を一緒に食べたい。

「だから……良いですか?……あ、でも寮の門限とかもありますよね……。」

 新さんは寮住みだって聞いているから、私のせいで門限に遅れたら……。

 だんだんと不安になってきて俯くと、新さんがふっと小さく微笑んだ。

「別に門限はどうとでもなる。だから大丈夫だ。」

 そっか……。新さんが言う大丈夫はきっと本当に大丈夫なんだろう。