最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 私が何をできるわけではないけど、励ますことはできるはずっ……!

 こっそり回復魔術もかけておいたから、これで少しマシになってくれたらいいな。

 創さんを心配させないようににこにこと満面の笑みを浮かべていた時、創さんがはっとしたように目を見開いた。

「……歯止め利かなくなりそう。」

 その時に創さんが何かを言った気がするけど、小さすぎて聞こえなかった。

 何だろう?と思って、創さんにそのことを尋ねる。

「創さん、さっき何て……っ!?」

 だけどもそれは、ある人に引き寄せられたから言うことができなかった。

「あ、新さん……!?」

 私を引き寄せているのは間違いなく新さんで、何故か創さんを睨みつけている。

 一方創さんは苦笑いを浮かべ、新さんにこう返した。

「あはは……独占欲が強いですね。神々は。」

「強くて何が悪い。」

 ど、独占欲……?

 だけど、頭の中ではてなを浮かべている私に気付かずに、二人は私の頭上で何かを言い合っている。

「ふふっ、でもそうやって言ってられるのも今のうちですよ。」