静かに俺は言われるままに顔を上げる……けど、どうにも納得がいかない。
もっと怯えたり迷惑そうな態度を出されたり、罵られたりすると思ってたのに……まさかそう言われるとはね。
「どうして君は、悪者にそうやって言うのかな?」
風羽の近くにいながら、風羽を止めなかった俺も同罪。
なのにどうして君は、そんな風に言えるの?
思わず口を突いて出てきた言葉に、彼女は少しだけ考え込んだ後に小さく微笑んだ。
「私が、元々のきっかけだと思うので……仁宇屋さんが謝ることじゃ、ないと思って……。元々は私のせいなので……気にしてません。来栖さんの気持ちを汲み取れなかった、私のせいで……。」
途切れ途切れになりながらも、彼女ははっきりとそうやって言葉にしている。
彼女の言いたいことはなんとなく分かった。
……でも納得がいかないかな。
「私のほうこそ、ごめんなさい……。」
――君がどうして、謝るのかが。
君は被害者なんだから、謝られるほう。謝罪を求めるほうなんだ。
それなのに何で、そうやって君が謝るの?
もっと怯えたり迷惑そうな態度を出されたり、罵られたりすると思ってたのに……まさかそう言われるとはね。
「どうして君は、悪者にそうやって言うのかな?」
風羽の近くにいながら、風羽を止めなかった俺も同罪。
なのにどうして君は、そんな風に言えるの?
思わず口を突いて出てきた言葉に、彼女は少しだけ考え込んだ後に小さく微笑んだ。
「私が、元々のきっかけだと思うので……仁宇屋さんが謝ることじゃ、ないと思って……。元々は私のせいなので……気にしてません。来栖さんの気持ちを汲み取れなかった、私のせいで……。」
途切れ途切れになりながらも、彼女ははっきりとそうやって言葉にしている。
彼女の言いたいことはなんとなく分かった。
……でも納得がいかないかな。
「私のほうこそ、ごめんなさい……。」
――君がどうして、謝るのかが。
君は被害者なんだから、謝られるほう。謝罪を求めるほうなんだ。
それなのに何で、そうやって君が謝るの?

