最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

 ……だ、だって、こんな素敵なサプライズ……は、初めてなんだもん……。

「う、嬉しくて……。こんなお祝いしてもらったの、初めて、だったからっ……。」

 嫌われていたから、誰にも祝われたことなんてない。誕生日でさえも、自分が忘れてしまっている。

「皆さん……ありがとう、ございますっ……!」

 だから、凄く……言葉に表せないくらい嬉しかったんだ。

「……栞。お前の気持ちは分かったから、もう泣くな。喜んでくれて、ありがとな。」

 新さんが綺麗な細い指で涙を丁寧に拭ってくれる。

 新さんに静かに慰められ、ようやく泣き止むことができた。

 また、みんなに心配をかけちゃった……。

 ごめんなさい、と謝ろうとした時、みんなが微笑みを浮かべていることに気付いた。

「泣くほど、か……。まぁ、喜んでくれて良かった。」

「ふふっ、しーちゃん可愛い~。」

「栞が嬉しいなら、僕も嬉しいっ……!」

 翔葉さんも、何も言ってこないけれど私を優しく見守ってくれている。

 本当に、みんなと会えて、良かったっ……!