最強さんは魔術少女を溺愛したい。② ~最強さんからの優しすぎる寵愛~

「栞、どうしたんだ?行くぞ。」

「あっ、は、はいっ……!」

 その声にはっと我に返り、慌てて新さんについていった。



 個室のような部屋に通され、新さんの隣に座らせてもらう。

 私の左隣には明李君が何かを考えこむようにうーんと唸っていた。

 目の前の席には疾風君と和向君、翔葉さんが座っている。

 ソファ……ふかふかっ……!

 きっと上質なものが使われているんだろうな、と考えつつ周りをなんとなく見回してみた。

 広くもなく狭くもない丁度いいスペースに、おしゃれな照明がついている。

 落ち着いた雰囲気がいたるところから感じられて、私の性に合っている気がする。

 その時、コンコンと部屋のドアがノックされ、店員さんが顔を覗かせた。

 奥にはワゴンがあって、なんだかたくさんの料理が乗っている。

 店員さんは「失礼します。」と言ってから、個室の中に入り次々と料理を目の前の大きなテーブルに置いていった。

 お肉や魚介類、野菜などなど……たくさんの料理がテーブルへと運ばれる。