もう,あの日々には戻れない。
もう,話せもしない。
琴音が物理的に遠くに行ってしまったことで。
そして何より,自分のせいで。
「琴音…」
朝目覚めると,時計の針は5時を指していた。
はや…
そう外の眩しさに目を擦るものの,もう珍しいことでもない。
何度眠っても,変わらず琴音を思い出すから。
スマホに着けていたミサンガは,色褪せはしても切れることがない。
かと言って,自分で切ることも出来ない。
それはそのまま,琴音に未練がある証拠。
写真だって,結局1枚たりとも消せなかった。
何度も開いては,不甲斐なさに泣きそうになる。
もしかしたら,時間が解決してくれるかもしれないと思ったりもしたけど。
この気持ちが無くなることを期待したけど。
そう思ってもう,どれだけ経った?
もう,話せもしない。
琴音が物理的に遠くに行ってしまったことで。
そして何より,自分のせいで。
「琴音…」
朝目覚めると,時計の針は5時を指していた。
はや…
そう外の眩しさに目を擦るものの,もう珍しいことでもない。
何度眠っても,変わらず琴音を思い出すから。
スマホに着けていたミサンガは,色褪せはしても切れることがない。
かと言って,自分で切ることも出来ない。
それはそのまま,琴音に未練がある証拠。
写真だって,結局1枚たりとも消せなかった。
何度も開いては,不甲斐なさに泣きそうになる。
もしかしたら,時間が解決してくれるかもしれないと思ったりもしたけど。
この気持ちが無くなることを期待したけど。
そう思ってもう,どれだけ経った?