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~高1~
「……ん?!」
何気なく開いたスマホ。
そこで,1人のクラスメートによってグループ通話が始められていた。
懐かしいなぁ。
私は中学時代の仲が良すぎなクラスを思い出す。
何せ今でもそうなのだから。
入ってみようか。
と私は入室ボタンを押した。
始めていたのは話したことも無い男子だったけれど,過去の経験のおかげで耐性のついていた私は何とも思わなかった。
「もしもし」
『あ,もしもし。え? 誰?』
「えっと,丹羽琴音」
他に説明がいるかと思えば,相手は「あぁ」と納得した声をだす。
ちょっと言いにくいんだけど。
と思いながら,私も流れに乗じて
「ごめん,そっちは?」
と聞いた。